会社を経営しているため、時々は年金事務所に行くのですが、今回は自分のことで行ってきました。




4月で年金の受給対象になるのです。


63歳から貰ってはいたのですが、収入との関係で、月額は5千円程度でした。


一体いくら貰えるのかネットで調べてはみたのですが、出てくるのは理解させる気持ちがないような説明ばかりで、さっぱりわかりません。


例えば「年金停止額」と言う言葉があります。


「停止」という言葉を使っているので、ある金額になると受給額はゼロになる、と解釈するのが普通ですよね。


事実、相談窓口に行くと、「今は年金停止の対象になっていますが」と言われました。


「え?最近まで月に5千円くらい振り込まれていたと思うのですが、それが停止されている状態なんですか?何か手続きをしないといけなかったのですか?」と聞いてしまいました。


実は「停止」という言葉には「支払われなくなる」という意味の他に、「減額」という意味が含まれていたのでした。


ことほどさように、年金の仕組みが分かりにくくなっています。


結論からいうと、年金事務所に行って相談することをおすすめします。


対応してくれる職員によるかもしれませんが、私の場合、目の前のモヤが無くなるように、よくわかりました。


話を聞いて驚いた事がありました。


年金を受給するタイミングを遅くすると受給額が増えると言われますね。


例えば65歳で受け取らずに70歳から受給すると、約1.5倍、75歳からにすると約1.8倍にもなります。


心が揺れる倍率です。


でも落とし穴があります。


私の場合、70歳から貰って良かったと言えるのは、81歳11ヶ月以降になるのです。


男性の寿命を考えると微妙な年齢です。


90歳とか100歳まで生きられればいいかもしれませんが、こればかりはわかりません。


それから厚生年金は70歳から、健康保健は75歳から払わなくていいのですね。


健康保健をどうするのかは、個人の考え方次第ということになります。


給料明細だけ見ていると気がつきませんが、厚生年金と健康保健については会社もほぼ同額を納めています。


これはなかなかの負担です。


70歳になると厚生年金は納めなくていということは…。


70歳以上の人ばかりを雇えば、会社の負担が減るということ?


さて、どうなんでしょうか。