寒くなるとホットコーヒーが飲みたくなります。


砂糖もミルクも入れるし、暑くなると缶のアイスコーヒーしか飲まないのでコーヒー好きとは言えないかもしれません。


だから6月くらいにコーヒー豆を買うと、10月位まで残ってしまうという事を繰り返しています。


それでもホットコーヒーを飲む時は豆から挽いて飲みたいので、こんなセットを用意しています。



コーヒー豆入れのボトルと手引きのミルです。


細長いボトルには、マンデリンフレンチ、キリマンジャロ、ブルーマウンテンが入れてあります。


1本が空になると別の種類を入れるので、この3種がお気に入りと言うわけではありませんが、ブルーマウンテンの袋を開けた時の香りの良さには驚きました。


手引きのミルは、アウトドアで使うつもりで大昔に買ったものです。





ここまで準備できた後は、熱湯が出るウォーターサーバーを使ってお湯を注いでいたのですが、フィルターの粉に満遍なく注ぐのが困難でした。


そこで使うことにしたのが、このドリップコーヒー用のポットです。


燕三条のメーカーが作っているので、しっかりしています。




熱湯も細長い管を通るうちに、コーヒーに丁度良い温度になるそうです。


昔から不思議に思っている事がありました。


同じコーヒーでも、淹れる人が違うと凄く味に違いが出る事です。


人が違うという事は、淹れ方が違うということですね。


私はどちらかと言うと、アバウトな面と几帳面なところが極端に混在しているタイプで、コーヒーについては前者寄りです。


美味しいコーヒーを淹れるポイントを調べると、次の6つがあるようです。


1.豆の重さ

2.お湯の重さ

3.抽出時間

4.温度

5.蒸らし

6.注ぎ方


これに注意すると確かに美味しいコーヒーが淹れられるようになりました。


特に1と2については大切で、お湯100gに対して豆は6〜8gが目安です。


150gのお湯を使うとすれば、9gから12gということになります。


豆は炒り方によって重さがだいぶ変わるらしく、スケールを使うと良いようなので理科の実験用に買ってあったものを取り出しました。




スケールがあると、この上でお湯を注げば、正確に豆とお湯の比率を守る事が出来ます。




お湯の重さの20%を使って粉を蒸らし、蒸らしの後は、20%と残り60%の2回に分けてお湯を注ぎます。


とても面倒ですが、犬山城の近くのカフェに行った時に、時間をかけて丁寧に一杯を淹れている様子が見られました。


いつもなら砂糖とミルクを加えるのですが、珍しくブラックでいただきました。





プロの方は、経験からの感でアバウトでも美味しいコーヒーを淹れる事ができるのでしょうけれど、とても手間をかけているのがわかりました。


実際にやってみると手間がかかりますね。


でも朝オフィスに着いてからの一杯目や、集中して疲れた後にこの手間かけてコーヒーを淹れると、ゆったりとした気持ちになれます。