10月21日(木)に、予定通りに「所さん!たいへんですよ」で、ユニボ先生が放送されました。

 

 

個人からや企業からの問い合わせや、TwitterやFacebookの書き込みなど、さすがにNHKの影響力はすごいと思いました。

 

番組でもそうでしたが、ネットでも、「ロボットに教えられることでどんな子供になるのか」という心配の声が見られます。

 

そんなふうに感じるのは当然かもしれません。

 

こういった意見は、「ロボットが完全に人の代わりをするという」見方をした時に出てくるものだと思います。

 

実は、ロボット先生を完全に人の代わりをさせるつもりで開発していません。

 

人の先生だからできる部分はあり、そこは(今のところ)ロボット先生で置き換えようとは考えていません。

 

確実に進む人口減少の中で、教師不足を補うために、「教師ならではの指導」と、「ロボット先生でもできること」を組み合わせて社会課題を解決しようとしています。

 

「信頼」している先生、「尊敬」している先生からかけられる言葉の力は大きく、単に同じ言葉をロボットにしゃべらせても、子どもの心には響かないでしょう。

 

ロボット先生が、「信頼」を得て、「尊敬」されるようになるのはそう簡単ではありません。

 

人間だって難しいのですから。

 

いずれは実現すると思いますが、私の生きている間には無理でしょう。