前からテレビCMを出すタイミングの芸の無さにはうんざりしていましたが、番組の編集もめちゃくちゃになってきているようです。
どうなるのかなと思っているタイミングでCMを入れるという姑息な手段は当たり前のように行われていますが、CMから番組に戻った時に、CM前の流れとは関係のないゲストの話が挟まれ、番組の最後に期待していたはずの結末が、どうでもいい内容でちょっとだけ流される。
話の流れなどどうでもいいというような編集です。
姑息さを感じさせる編集をやらなければならない事に恥ずかしさを感じているとしたら、編集者、あるいは番組の構成者とはなんとも気の毒な仕事です。
姑息と言えば、最近のスマートフォンのWEB広告は目に余ります。
間違ってタップして広告に飛ばすような演出や、記事の途中にたくさん広告が出るようなレイアウトは当たり前で、ひどいものです。
フリーソフトをダウンロードする時に、別なソフトのダウンロードをクリックさせるようなサイトは昔から有りますが、今はそれが更に巧妙になっています。
記事を読んでいる途中に表示される広告を見ている人ってどのくらいいるのでしょうか?
そんな人は少ないのか、読みたい記事は最初から全部表示されず、「続きを読む」をクリックしようとしたタイミングで、広告が表示されてそっちに飛ばされてしまう。
表示された広告を閉じようとしても、×が2mm位の四角でうまくタップ出来ないようになっていたり。
写真を使ったやり方では、たとえば3枚目迄は記事に関係のある写真が表示され、4枚目は広告が表示されるなんていうのもあります。
WEB情報は、広告で成り立っている事が多いのは分かりますが、余りにもやり方が姑息過ぎます。
まさかそうやってうっかりクリックした回数を、ワンクリックいくらで広告主に請求してはいないでしょうね?