ちょっとハードな仕事も、終わりまであと1週間になりました。
煮詰まってしまうと効率が悪くなるので色々な方法でガス抜きしてきましたが、そのひとつがギターです。
3週間かけて、少しずつ仕上げて行こう思い選んだのは、この曲です。
ポンセの『主題、変奏と終曲』という曲です。
もう20年以上前に、今は亡き平田宏先生にレッスンして頂き、一度は仕上げた曲なのですが、練習不足に加えて今では左指に障害も出ていて、まともに弾けない状況です。
人差し指と中指をチョキのように広げると、関節に痛みが走り、少しキツめのセーハは、弾いていてまずい状態だなあと感じます。
左指は人差し指から順に折り曲げてグーを作ろうとすると、中指がプルプルと震えます。
昔は身の程知らずにもコンクールに出たり、通常のレッスンでも、年に2回の発表会があったので楽譜通りにやろうと頑張りました。
指に障害が出てからは、いずれはギターが弾けなくなるのだろうなと思いましたが、それなら音を間引いても、無理なく弾けたほうが良いと考えるようになりました。
そう考えた時に難しいのがポンセの曲です。
ポンセの曲の多くは、和音が洒落ていて、1音を抜くだけで、その感じが無くなってしまうのです。
試行錯誤して省略する音を選びますが、結局外せずに頑張ってしまうことになります。
本題からそれました。
『主題、変奏と終曲』は、短い主題と、6つの主題と少し長い終曲に分かれています。
一つの変奏を1回の練習で暗譜出来れば、今やっている仕事の納期には暗譜が終わって一通り弾けるようになっているはず。
そう考えて、毎日30分くらい、気分転換を兼ねてギターを弾いています。
しかし、こちらの納期もあと1週間。
ちょっと怪しくなってきました。