ここ1年くらい、私が小学生から中学生の頃に人気があったスピーカーユニットを集めています。




かつて持っていたユニットを再び購入したものもあります。

コーラルのスピーカーユニットFLAT-6は使った事がなかったので、オークションで落札して手に入れました。




かなり安かったのですが、大きなスピーカーボックスもおまけでついてきてしまいました。 





いい加減なボックスだったら小屋に持っていって燃やしてしまおうくらいに思っていたのですが、送られて来たものはけっこうガッチリとしていて、処分するにはもったいない。

16センチ、俗に言うロクハンのスピーカーに丁度良さそうな大きさです。

もともと付いていたFLAT-6は、あまり好きな音ではなかったので、これを外して、パイオニアのPE-16と交換することにしました。

FLAT-6を外すとボックスの穴の直径が合わないので、手前にPE-16に合った直径の板を取付けました。




いよいよ音出し。

普段はダリのFAZONと言うスピーカーで聴いているので、その音との比較になります。




価格差は数十倍あるので、さすがに繊細さや楽器の分離、空間の再現性などはFAZONの方がいいのですが、PE-16は、独特の押し出しの強さがあって、魅力的な部分があります。

例えば、ジュリー・ロンドンの古いモノラル音楽などを再生すると、昔のジャズバーにタイムスリップしたようなモノクロ感がたまりません。




いろいろな音源を再生してみた結果、モノラル音源専用に使うのが良いかなと思っています。

そうなると、スピーカーは1本にして、アンプも真空管のモノラル、レコードプレーヤーのカートリッジもモノラルで揃えたくなります。

泥沼ですね。