Pro-ject の6.1と言うレコードプレーヤーを長く使っていました。

購入当初から不具合があったのですが、安く手に入れたのでそこには目をつぶって使い続けていました。
その不具合と言うのは、水平方向のたわんだ回転です。
レコードに針を落とすと、レコードの回転に従ってカートリッジが大きく上下します。
ユニゾンリサーチのプレーヤーに代えてからは、気にはしつつも戸袋にしまっておきました。
ある時、オークションを見ていたら、Pro-ject のビートルズコラボモデルの未使用品が非常に安く出ていました。
10万円位のものが数千円で落札できそうです。
何故安いかと言うと、そのプレーヤーからは、トーンアームが取り外されていました。
戸袋に眠っているプレーヤーのトーンアームは問題なく使えるはずです。
2つを組み合わせれば、つまり「2コイチ」にすれば、使えるプレーヤーが1つ出来上がるのではと考えました。
ちょっと面白そうなので、即決で落札しました。
到着して箱を開けると確かに未使用です。
戸袋のプレーヤーを引っ張り出して、手間取りながらトーンアームや、コネクタ部分を取り外しました。
やっと分解して、取り外したアームを取り付けようとしたら、穴の直径が小さくて入らない!
仕方がないので丸ヤスリを買ってきて、少しずつ穴を広げて、ピッタリと入るようにしました。
ビートルズモデルには、RCAのコネクタもなかったので、これも古いプレヤーから取り外して何とか取り付けました。
カートリッジは使っていなかったDENONのDL103を取り付けて、いざ音出し。
なかなか良いではありませんか!
とは言え、レコードプレーヤーが2台並んでしまいました。
ユニゾンリサーチの方が明らかに音が良いので出番が少なさそうです。
超個性的なカートリッジを取り付けるか、モノラルカートリッジを付けて、モノラル録音盤専用にすれば出番が増えるかも知れません。
ビートルズ好きなら、ビートルズのアルバム専用機にするのも面白いかも知れませんが、手持ちのビートルズは2枚くらいしか有りません。
2コイチで眠っていたプレーヤーが生き返った満足感は得られたものの、これからどう使ったものか。。。
始めからこうなることは分かっていたのですが、やってしまったのは、何かを作りたいからでした。
コロナと仕事の忙しさで今年は小屋作りが出来ず、何かを作りたいと言う気持ちでウズウズしているのです。
スピーカーユニットがいくつかあるので、次は、スピーカーボックスでも作るかな。
あるいは、アイアンマンか。。。