ここ数年、建設関係の仕事に関わることが増え、現場の作業を写真として押さえておくために、PENTAXのK-70と言う一眼レフを使っていました。
富士の現場で撮影中、突然、撮った写真が暗くなりました。
写っていないのではなく、うっすらと何かが写っているのがわかります。
ライブビューに切り替えて撮影してみると、数枚は普通に撮れる事もあるのですが、直ぐに真っ暗になります。
その場はiPhoneのカメラで凌ぎましたが、困りました。
修理に出していたら次の仕事に間に合わないので、ホテルからネットでPENTAXのKPを注文しました。
問題は、壊れたK-70を修理するかどうかです。
購入してから2年ちょっと位しか使っていないので、このままゴミにするのは勿体なさすぎます。
ネットを検索してみると、同様のトラブルの書き込みがいくつも見つかりました。
その症状に黒死病と名前が付くくらい知られている症状で、古くはK-30やK-50あたりから現象が出ていたようです。
原因は、絞りの制御ユニットで使われている磁気コイルの芯に使われている馬蹄状の金属の帯磁である事がわかりました。
ここを修理すると1万円台の後半くらいかかると言う情報も見つかりました。
帯磁が原因であれば、修理しても2年くらいするとまた現象が発生する可能性が無いとは言えません。
PENTAXは大好きなメーカーで、昔から愛用しているのですが、K-30時代から起こっている不具合が改善されないのは残念です。
そうだとしても、PENTAXファンなので、これからも使い続けるとは思います。
原因がわかったところで、何も考えずに新しく購入してしまったPENTAXのKPについて調べてみると、絞り制御の構造が違うようなので大丈夫そうです。
更に調べてみると、修理方法が見つかりました。
カメラは精密機器なので、分解できて故障箇所を修理できても、もとに戻らないかも知れません。
カメラは分解して元に戻した時に、ネジが3本余ってしまうくらいはセーフ、なんて言う冗談のような書き込みもありました。
どうせお蔵入りにするなら、やってみたい気もします。
悩み中です。