児玉麻里さんの事を書いた時に、天才ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーの名前を出しました。

 
天才というより、才女と言ったほうが合っているかもしれません。
 
ユリア・フィッシャーは1983年にドイツで生まれたヴァイオリニストです。
 
何がすごいかと言うと、1995年の12歳のときに国際的なコンクールで優勝してから、出たコンクール全て、都合8つの国際コンクールに優勝しているのです。
 
これだけでも凄いのに、そのうち3つは何とピアノのコンクールです。
 
ネットで検索すると出てきますが、グリーグのピアノ協奏曲の演奏動画も出てきます。
 
更に23歳の時に、大学の教授にもなっていて、ドイツ史上最年少との事です。
 
容姿も写真のように恵まれています。
 
              (↑デビュー盤)
 
今はヘッドホンで、バッハの無伴奏ソナタを聴いています。
 
何と21歳の時の録音で、パルティータ3曲を含めた全曲録音です。
 
若いと言う印象はまったく感じられない実に堂々とした演奏です。
 
きつい音ではなく、なんとなくクライスラーを思わせる懐かしさを感じる音色です。
 
ヒラリー・ハーンのバッハも良いと思ったのですが、ユリア・フィッシャーも素晴らしい!