クラシックのレーベルの一つである「ナクソス」は、秘曲とも言えるような珍しい曲をアルバムとして出してくれるので目が離せません。

30年以上前に登場した時には、大手レーベルではあまり見かけない演奏家が多く、単なる廉価版レーベルだと思っていたのですが、ギターだけでも数多くのアルバムを出し始め、演奏内容も素晴らしく、今でも時々購入しています。

クラシック音楽の百科事典を目指していると言う一文を何かで読んだ記憶があり、正しくその通りのレーベルです。

今、スウェーデン管弦楽曲集第2集を聴いています。

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北欧の音楽家としては、フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、デンマークのニールセンが有名です。

スウェーデンはと言うと、すぐに作曲家の名前が出てきません。

ラーション、ブロムダール、アッテルベリ、ラングストレイムといったあまり目にしない作曲家の弦楽合奏曲が並んでいます。

どの曲も叙情的で、北欧の森の深さや透明度を感じます。

うるさくなく、音も良く、お薦め出来るアルバムです。

このシリーズの第1集は、オッコ・カムが指揮するヘルシンボリ交響楽団の演奏で、賑やかな曲が混じっています。

アルヴェーンの「夏の徹夜祭」と言う曲は「スウェーデン狂詩曲」とも呼ばれていて、NHKの「今日の料理」のテーマ曲にそっくりなメロディが展開され、楽しい曲です。