ゼンハイザーのHD580 precisionと言うヘッドホンを持っています。
買ったのは、多分20年位前です。
繊細な音とオープンタイプの開放さが好きだったのですが、間も無くケーブルのコネクタ部分の接触が悪くなり、使いずらくなりました。
しょうがないので、コネクタ部分を切り離して、ケーブルをヘッドホンの振動ユニット側にハンダで直付けして使っていました。
その後、スタックスのヘッドホンを手にしてからは、HD580は押し入れの片隅で眠る事になりました。
最近になって取り出して聴いてみると、眠らせておくにはちょっと勿体無い気がして来ました。
ただ、ヘッドバンドのクッション部分は風化していたし、ヘッドパッドもクッション性が無くなっていました。
こんな時、いい時代になったものだと実感するのですがネットを探すと、全てのパーツが揃うんですね。
まずヘッドバンドのクッションパットを交換。
これが交換用のパッドで、フレームの片側からスライドさせてはめるだけで簡単でした。
次はイヤーパッドの交換。
先ず風化していたパッドの接着部分をきれいにします。
振動板を保護するスポンジをセットしてからパッドを取り付けます。
ケーブルのコネクタは大きすぎたので焦りましたが、カッターで削ってサイズを調整してはめて見ると上手く収まりました。
修理が終わると、新品に近い状態に戻りました。
別のヘッドホンがメインであるので出番は少ないのですが、たまに取り出して聴いています。