使っていたiPhone7のバッテリーの持ちが悪くなったので、iPhone11Proに機種変更をしました。

お店でSIMの移行をしてもらい、あとは帰ってからWi-Fiに接続してiCloudから復元するだけだと簡単に考えていたのですが、まあ、それからが大変でした。

iPhoneの設定のどこを探しても、iCloudからの復元メニューが見当たらないのです。

1時間くらい探してから、出荷状態に戻せばいいのかもしれないことに気がつきました。

その状態にすれば、初期設定の一連の流れの中で、iCloudからの復元を選択する画面が出てくるはずです。

復元出来たので、LINEをしようとすると、IDとパスワードの入力を求められました。

心当たりを入力してもダメ。

パスワード再設定をするためのメールを受け取り再設定してもダメ。

諦めてLINEアプリを一度削除して再インストールしたら、どこでどう間違えたのか、過去のトークが全部消えてしまいました。

どのタイミングで上手く行ったのかわからないのですが、おそらく、パスワードの再設定を元のiPhoneでやらなかったのが上手く行かなかった原因だと思われます。

LINEは何とか使えるようになったものの、Facebookやmessenger、Yahoo関係のアプリなど、何か使おうとするとIDとパスワードを求められ、その度に苦戦しました。

パスワードは、全部共通にすれば良いのですが、長くアプリや各種サービスを使っているとそうは上手くいきません。

パスワードとして4桁の数字だけで良かった時代から、そのうち英文字を混ぜなくてはダメになり、さらに大文字と小文字も混ぜなければダメと言うように変遷するうちに、アプリやクラウドサービス毎にIDやパスワードが異なる状況になったのでした。

更にパスワードの再設定の必要が出てくると、どこか一文字だけ変えて行ったりすると、訳が分からなくなるのです。

こうなると、虹彩認識や指紋認識などが標準になって欲しいですが、そこに移行する時にIDやパスワードを求められると思うと、これからも苦労する事になりそうです。