黒部ダムを見るために前泊したホテルの売店で、とても良いものを見つけました。
ガラスの片面に特殊な処理がされていて、その面で爪の表面を磨くと、光沢感が出て綺麗に見えます。
ギター弾きが磨くのは、爪の表面ではなく、弦が触れる先端の裏側の部分です。
使ってみると、しっかり爪を削りながら長さの調整ができ、同時に削った面もツヤツヤになります。
普通はヤスリで長さと形を整えてから、目の細かい紙ヤスリでツヤを出すのですが、これが一度に出来てしまいます。
これまでも荒削りするために、ガラスのヤスリを使っていました。
よく見かけるガラスの爪磨きは、片面がすりガラスのような加工がされています。
良く削れるので、私の場合、削りすぎになる事がしょっちゅうでした。
すりガラスに爪を立てる感覚も苦手でした。
今回見つけたものはそんな感じがありません。
仕上げには、ギター用として作られた革製の爪磨きがあり、40年以上使っています。
それを一生使い続けると思っていたのですが、今回手に入れた「ゆび美人」が一生ものになりそうです。