数年がかりでしたが、ユニゾンリサーチでプリメインアンプ、CDプレーヤー、アナログレコードプレーヤーが揃えられました。
できればフォノイコライザーもユニゾンリサーチにしたかったのですが、アンプ内蔵の基板を手に入れるのでは、ちょっと面白くありません。
ユニゾンリサーチには、1990年代の中頃にsimplyシリーズとして真空管式のイコライザーが製品として有りました。
残念ながら、最近では中古でもお目にかかる事が有りません。
オルトフォンのイコライザーも魅力的ですが、そうなるとカートリッジもオルトフォンにしたくなります。
そうこうしている時に、面白いものを見つけました。
スウェーデンのプライマーというメーカーのR32というイコライザーです。
プライマーは、私にとってはユニゾンリサーチと並ぶ、ちょっと気になるメーカーです。
プライマーのアンプとCDプレーヤーは、精巧に作られた質感が有り、いずれは使ってみたいとショップでいつも眺めていました。
そんなある日、見つけたのがR32でした。
上から見た面積はプリメインアンプと同じくらいあり、重量も8キロオーバーという重さです。
フォノイコライザーは、そんなに複雑な回路ではないと思うので、きっと電源系が巨大なんでしょう。
音は、個性的ではありませんが、アナログレコードの良さを感じる、ふくよかさがあり、解像度も中々です。
SACDの再生の後に聴いたせいか、余計に心地良さを感じました。
いつかはプライマーのアンプと組み合わせて見たいと思っています。