ちょっと編み出しました。

二千べロは、私が定義した千ベロと並ぶ「べロ」ジャンルの一つです。

二千円の予算で3軒まわってベロベロになって、自分も目がまわるようにしなければならない、べロ道としては過酷な世界です。

平均すると、3軒合計での酒の肴は5品程度です。

酒のみなら、贅沢ではないけれど、まず満足出来る品数です。

量もまずまずです。

ただ、冷奴のようなものを頼むと、店によっては豆腐一丁なんて事もあります。

巨大な豆腐を目の前にして、少しずつ箸で切り崩していると、豆腐でお腹一杯にしないで、もうちょっと種類を増やしたいなと思う事もしばしばあります。

で、いい技を思いつきました。

複数人数で二千べロに挑めばいいんじゃないか!

4人だったら、なんと20品を注文できます。

少しずつ多くの種類を食べるのは、贅沢な食事です。

30人いれば、150品!

想像すると、めくるめく思いがします。

でも、冷静に考えると、例えば豆腐一丁を30人で分けると、一人分はおそらく豆腐の味噌汁に入っているサイコロ程度の大きさです。

む!

イクラの軍艦なら、一人分は一粒か二粒くらい?

でも、サイコロ大の豆腐にイクラを一粒乗せれば、ちょっとオシャレかも。

とは言え、やたらと人数を増やしても駄目そうです。

そうなると4人程度が適正人数?

試してみたいですが、二千べロ道は過酷な世界なので、なかなか信者が集まりそうもありません。

4人で呑んで、「お会計お願いします」と言って、二千だけ払って出るのは、ちょっと恥ずかく、まずは、それに耐えられる精神力がなければ駄目です。