次のグラフをご覧ください。
これは、総務省統計局による世代別の人口を表したヒストグラムです。(H29年10月現在)
左が男性、右が女性で、真ん中の数字は年齢です。
青い線は、20歳前後の人口を表していて、急速に世代ごとの人口が落ち込んで行くのがわかります。
今から20年後の20歳の人口は、現在より30万人くらい減少しています。
2018年は、個別指導塾や家庭教師サービスの会社の倒産件数が、過去最高になりました。
原因は、「少子化」ということと、「学生講師の確保」が難しくなってきたことがあげられます。時給2500円出しても講師が集められないという話も聞きました。
世代別の人口減少を考えると、塾だけの問題ではなく、公教育における先生不足も考えられます。
教育の世界ですから、外国人労働者という選択では簡単には解決できそうもありません。
もし、ロボット+AIが先生としての役割ができれば、人口減少に伴う問題の一部は解決できそうに思います。
これにチャレンジするために、4月4日に新会社「株式会社エデュゲート」を設立することにしました。
新会社では、SIerとしての立場でロボットの教育場面での活用の提案を進め、実現していきます。
これが、新会社のロゴです。
青い部分は、日本の世代別人口の減少を表したヒストグラムをイメージしています。
赤い部分は、人口の減少部分をテクノロジーを駆使して解決していくという決意を表しています。
左右の幅が一定である理由は、バランスです。
扱うメインテーマが教育ですから、テクノロジー一辺倒でいくと、マイナス面も出てくるはずです。
先生が人であるからこそ良いことは多いはずで、人とテクノロジーのバランスも大切です。
これからの子供達の未来が少しでも明るくなるように、全力で取り組んでいくつもりです。