昨年の秋から、先生ロボットの開発に取り組んでいます。
正確に言うと、ロボットは既存のものですし、ソフト開発は他社なので、やっている事は、今の技術を使って先生ロボット実現する方法の構築です。
今20歳の世代から、世代別人口が年々減少していく現実があります。
人口減少は、様々な業界に課題を投げかけています。
建設業界では、外国人労働者に頼り、人材不足を乗り切る一方で、I-constructionと言って、ITの力を頼って主に土木系の作業をこなそうとしています。
教育分野では、語学は外国人の先生という方法は有効でも、教育全体では難しそうです。
そんな課題に直面する近未来の教育現場を、ロボットを使って解決してみようというのが、今取り組んでいる事です。
現在のロボットのレベルで、そんな事が出来るの?と思うかもしれませんが、そこは知恵を絞って考えます。
自分の考えている事が、現時点でどう評価されるのかを知りたくて、2週間ほどかけてビジネスプランを整理して、東京都の経営革新計画に申請してみました。
経営革新計画とは、企業が描いている革新的なビジネスプランを、東京都が評価する制度です。
承認された場合は、融資の金利や展示会費用の助成など、いくつかの優遇処置が用意されています。
昨年12月の後半に申請書を提出し、年が明けた1月7日に承認されました。
ちょっと近未来的な取り組みを東京都が認めてくれたということなので、自信を持って進めて行くつもりでいます。