CDプレーヤーと言うと、QUADが忘れられません。
型番は、確かQUAD 99。
音楽を雰囲気たっぷりに聴かせてくれるという点では、滅多にお目にかかれないプレーヤーでした。
このプレーヤーは中古で買ったのですが、購入して1週間くらいで故障してしまったため、返品してしまいました。
その後、イギリスのnaimというメーカーのCDプレーヤーを手に入れ、これを長く使っていました。これもQUADと同じく、音楽を聴かせてくれるプレーヤーです。
まずまず満足していたのですが、そこは泥沼の趣味の世界。ここで打ち止めとはならないのが困ったものです。
数年前にユニゾンリサーチのプリメインアンプUNICO secondを使いはじめてから、同社のCDプレーヤーは、ずっと気になっていました。
名称は、UNICO CD primoといいます。
プリメインアンプとCDプレーヤーを同じメーカーで揃えたいと思わせる製品は、国産よりも海外製品の方が多いように思います。
例えば、プライマーのアンプを手に入れたとすれば、間違いなくプライマーのCDプレーヤーが欲しくなってしまうでしょう。
UNICO CD primoは、UNICO secondと同じように、一部に真空管を使っている回路構成で、デザインも合わせられています。
電源スイッチをオンにしてから再生まで30秒ほど待たなけれならないのもUNICO secondと一緒です。
最新のDACと真空管の組合せのおかげなのか、細やかさと柔らかさを併せ持った、音楽を楽しめる音質です。
スピーカーはELACよりもマーチンローガンの方が合っているようで、この組み合わせで聴くことが多くなりました。
フワッとした音を好む傾向が強くなってきたのは歳のせいでしょうか。