赤や黄色や青など鮮やかな色と黒を組み合わせた物が好きです。
オーディオ機器も探すとそんな色を使った製品が見つかります。
普段、音楽を聴く時に一番使っているのは、ブルガリアのEBTBというスピーカーで、アルミ鋳造の丸いお尻と扇形のバッフル板を組み合わせたデザインはかなりユニークです。
塗装も好きな赤と黒。
同じ色使いのレコードプレーヤーとしてトーレンスTD203やTD309があります。
どちらも結構な値段がするので、そこまで出すとなると色のことはさて置き、ピュアオーディオを意識したプレーヤーが競合になってしまいます。
そんな中で、最近のアナログレーコードブームの影響でメーカー各社から発売されている5万円前後のクラスの中の、ビックカメラ限定モデルTN-300(TEAC製)が目を引きます。
TEACのTN-350のアームをややローコストなものに変え、キャビネットを限定色の赤にしたように見えます。
・アームの高さ調整ができない
・オートリターンの機能がない
・重いカートリッジは使えない
などの残念な点はありますが、
・オーディオテクニカのカートリッジ(AT95E相当)が附属している
・交換用ヘッドシェル(リード線付き)が附属している
・TEACの「和紙」のターンテーブル・シートが附属している
・イコライザー内臓
・USB端子がある
というような良い点も多く、性能も気軽にアナログ・レコードを楽しむには十分です。
アームリフターのレバー部の形状はとても操作しやすく、START/STOPのスイッチの感触も安心感があります。
EBTBとの見た目の組合せもぴったりで、なかなか気に入っています。