The Great Collection of Classical Musicという全集ものの一部を手に入れました。
同じような企画ものとして、百科事典も有りました。
子供の頃に父が「国民百科事典」を買った時には、凄いものが我が家にあるなあなんて思いました。
この手の全集ものは、レコードマニアと呼ばれる人たちは、ちょっと敬遠します。
レコード盤としての価値がほとんどないことと、オリジナルが発売された時の曲の組み合わせが無視されていることが多いからです。
アルバムに入れる曲や順番は、演奏者は考えがあって決めるわけですが、寄せ集めのアルバムでは、これが全く無視されています。
結局、一枚のアルバムの中で一曲だけしか聴かない事が多いので、そんな場合は寄せ集めものが重宝します。
例えば、今回手に入れた中に、こんな一枚が有りました。
カラヤン、オーケストラ名曲集
Side A
1 <軽騎兵>序曲 スッペ
2 ホフマンの舟歌 オッフェンバック
3 <カヴァレリア・ルスティカーナ>間奏曲 マスカーニ
4 時の踊り ポンキエルリ
Side B
1 ワルキューレの騎行 ワーグナー
2 <椿姫>第3幕への前奏曲 ヴェルディ
3 悲しいワルツ シベリウス
4 <ファウスト>よりワルツ
これらの曲をオリジナルで聴こうと思ったら、4〜5枚のアルバムを買わなければなりません。
今回手に入れた企画で嬉しかったのは、複数のレーベルから集めていることでした。
グラモフォン
フィリップス
ロンドン
何もクラシックのレーベルとしては、優れた演奏家を持つメジャーレーベルです。
この全集ものを手に入れたのは、2箇所のハードオフのジャンクコーナーでした。
全集ものは、家の飾りになる事が多いので、もしかすると針を落としていない可能性があります。
お店の方に話して見せてもらうと、案の定、殆ど聴いた形跡がありません。
はじめに見つけたのはBox3セットで、全部購入しました。
1つ540円でしたから。
それから2週間後、別のハードオフで3つ見つけました。これも、1つ540円。
なかなか良い買い物ができました。