秋葉原のヨドバシカメラをうろうろしていたとき、胃にいやな感覚を感じました。
またかな?
3年位前から、月に1~2回の割合で、胃がひどく痛むという状態が続いています。
心配になって胃カメラ検査をしてもらったのですが、なんともない。
調べてみると、胃痙攣のようでした。
たいていの場合、バファリンを飲んで、1時間くらい七転八倒していると、ぱたっと痛みがとれてしまいます。
その日は、これに貧血が重なりました。
秋葉原から電車に乗ると、スーッと血の気が引いて、貧血状態になるのがわかりました。
降りる日暮里駅までは、数分の距離。
それでも、これはまずいという予感がしたので上野のホームで降りて、人の流れを避けてうずくまっていました。
10分ほどじっとしていても、冷や汗はひかず、いっこうに貧血状態は治まりません。
覚悟を決めて、比較的空いている山手線の電車が入ってきたとき、ドアに向かいました。
そして・・・。
「お客さん、大丈夫ですか!」
駅員さんの声で目をあけました。
どれだけの時間なのかはわかりませんが、電車に乗り込む直前で意識が飛んでしまったようでした。
その後も気持ち悪さと胃の痛みで、ホームの隅に横たわってもがいていました。
ホームの人には、ただの酔っ払いが気持ち悪がってうめいているように見えたかもしれません。
駅員さんにバファリンを飲むとおさまることを話すと、バファリンと水を持ってきてくれました。
それでも痛みはだんだんひどくなりました。
「救急車呼びますか?それとも救護室に行きますか?」
「どちらにしても、ちょっと、・・・、動けそうもありません・・・」
そう応えると、しばらくして別の駅員さんが車椅子を持ってきてくれました。
痛くて痛くてどうしようもなかったので、どこをどう進んだのかはわかりませんが、中央改札付近にある救護室まで運ばれました。
そこには、狭いベッドと毛布が1枚ありました。
さっきまで冷たいホームに横たわっていたので、毛布のありがたかったこと!
そこでも痛みでうめいていましたが、いつの間にか、寝入ってしまいました。
目が覚めると、救護室に運ばれてから1時間半がたっていました。
痛みも貧血もすっかり治まっていました。
ふう、たすかった。
それにしても、4人の駅員さんが対応してくれましたが、皆さんとても親切にしてくれました。
忙しい時間帯にお手間を取らせてしまいました。
有難うございました。
今月受けた人間ドックの結果は心配ですが、逆にどこも悪くないという結果が出ても困ります。
出先でこういうことが起こりうると思うと、ちょっと怖いです。
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