Apple Watchを購入して10日ほどが過ぎました。


購入するにはまだ早すぎるとか、たいして使い道はないという声はよく耳にします。


自分の性格として、様子を見るとか、製品の完成度が上がるまで待つ、というのはどうも苦手です。


部品が剥き出しのワンボードPCの時代の時に、アメリカのコモードールのPETというマイクロコンピュータが上陸したときはまだ学生でしたが、おそらく大学構内で一番最初にそれを購入したのは私だったと思います。


新しい技術が製品化されるとわくわくしてそれに飛びつき、がっかりしながらも次に期待します。


買って失敗という経験も多々ありますが、技術の進歩と改良の歴史と一緒に歩む感覚は、会社を経営する上でも少なからず役に立っているように思います。


Apple Watchの種類は大きく3つあります。


私が購入したのは、その中のWatchというカテゴリの、スペースブラックというステンレススチールケースのものです。


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値段の幅は非常にありますが、できることに違いはありません。


Apple Watchは、情報を見る、というのが基本機能です。


ブラウザでインターネット上の情報を見るというわけではなく、ペアリングされたiPhoneの情報を見る、ビューワーのようなものです。


様子見をしている人の多くは、この「iPhoneの情報を見るだけにしては高い」というのが足踏みしている大きな理由のようです。


実際10日ほど使ってみて、腕時計上でiPhoneの情報を見るということが、考えていたより自分の行動様式を変えたのに驚いています。


街を歩いていても、電車の中でも、スマートデバイスの画面を見ているという光景は当たり前になりました。


常にプッシュされる情報が気になり、頻繁にiPhoneをチェックするという生活が当たり前になっています。


Apple Watchには、気になる情報が、手首に伝わる振動として知らされます。


振動を感じたときに、プッシュされた情報が画面に表示されます。


その時に見ることができなくても、通知があったことは画面上に赤丸のアイコンとして表示されるので、画面を上から下にスワイプすれば、情報の詳細を知ることができます。


もちろん、メールであれば、そこで読むこともできます。


すぐに返信が必要であれば、その時にiPhoneを取り出してメールを打てばよいわけです。


便利な機能は他にもたくさんあり、それらはいずれも、仕事を意識しながら生活するということに重要なものに絞られています。


このあたりの絞り込み方とその伝え方は、よく練られていると感心します。


これについてはまた別の機会にレポートしたいと思いますが、実に単純な機能なのですが、この結果、iPhoneを見ることが極端に少なくなりました。


「iPhoneを離れて、これまで以上にスマートに行動をマネジメントできる」ということが、Apple Watchの最大の利点だと感じています。


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