今月は決算処理があったり、いくつかの新しいビジネスへの取り組みがあったりして、休みはなかったわけではないけれど、なかなかブログを書く余裕がありませんでした。
そんな中で・・・。
私は、松岡良治さんのギターのファンです。
松岡ギターは、どちらかというと量産ギターにカテゴライズされると思うのですが、1本1本の品質の安定度は、素晴らしいと思っています。
ロバート・ラック、ホセ・オリベ、広瀬ハウザーなど、価格的には松岡ギターとはずいぶん違う楽器を使っています。
それでも気になるのが松岡さんのギターです。
もちろん、並べて弾き比べれば差は歴然ですが、コストパフォーマンスで考えると、「ああ、いい楽器だな」と思ってしまうのです。
ハードオフに行くと、数千円から数万円のギターがたくさんあります。
それが松岡さんのギターであれば、たとえ数千円でもあるレベル以上の響きがします。
弾きやすさの点でばらつきが少ないことも優れた点だと思います。
松岡さんのギターとして多く見られるのはラミレス・モデルですが、他にも銘ギターのモデルがあります。
忘れられないのが、10年以上前にある楽器店で見た、ルビオ・モデルです。
中古価格で7万円前後の楽器でしたが、ルビオってこんな感じなんだ、と想像させる魅力的な音でした。
それ以来、今でも探し続けています。
一度、千葉県のハードオフで出会ったことがあります。
その楽器は、塗装を全部落としてあったので、かなり悩みました。
都内から、3回ほど足を運んだ結果、3回目には売れていたので、手に入れることができなかった楽器です。
塗装が落としてあったので、購入してセラック塗装をすれば面白かったかな、と今でも思い出します。
今年になって、ダマン・モデルの中古と出会いました。
マティアス・ダマンはダブルトップの構造で、ダイナミックが音量を楽しめる楽器というイメージがあります。
その楽器も音量があり、さらに、かなり弾き込んであるような鳴りっぷりでした。
少しだけ悩むポーズをしたあとに、その楽器を購入しました。
ラベルには、ARANJUES No.710とあります。
楽器店では良く見る「アランフェス」というモデル名のギターで、定価では10万円くらいです。
大学のギター部の新人が売れ筋の楽器でしょう。
購入した時に張ってあった弦は怪しかったので、新しい弦に張り変えてみました。
弾くたびにバランスが良くなってきて、気軽に使えるということもあって、最近では一番出番の多いギターとなってしまいました。
程度のいいものが見つかれば、置く場所の問題は別として、ルビオ、ハウザー、ラミレスモデルなども手にしてみたいものです。
ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村
応援よろしくお願いします