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リッカルド・ムーティ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 17分9秒

録音:1982年2月

EMI 0 97987 2

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1981年だったと思いますが、ムーティがフィラデルフィア管弦楽団と来日したときに聴きに行きました。そのころの私の中ではムーティの知名度は低く、できればオーマンディの指揮で聴きたかったコンサートでした。それでも流石にフィラデルフィアサウンド。クラクラしながらその豪華なサウンドを楽しんだ場面がを思い出すことができます。


この「ボレロ」は、そのフィラデルフィア管弦楽団との録音です。さすがに「100万ドルのオーケストラ」と言われていただけあって、管楽器のソロは聴かせてくれます。


トローンボーンのソロが終わってからのリズムパートのリズムの刻み方にはキレがあって、旋律よりもそちらに耳を奪われてしまいます。


クライマックスに向けての盛り上げ方は貫禄があります。ただ、プレヴィンの重戦車のような迫力を先に聴いてしまうと、ちょっと見劣りがしてしまいます。