12月6日の「燗酒」をテーマにした酒育セミナーに続き、12月14日に「大吟醸」の酒育セミナー(会費:3500円)に参加してきました。


主催は菊水酒造で、場所は全開と同じく秋葉原の「KURAMOTO STAND」です。




今回、用意されていた日本酒は次の3本でした。



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・純米大吟醸「蔵光」 

  使用米:魚沼産こしひかり 23%

・大吟醸原酒「節五郎出品酒」

  使用米:山田錦・菊水・越端麗・五百万石 40%

・純米大吟醸「菊水」

  使用米:菊水 40%


驚くのは「蔵光」の精米歩合と使っているお米。


酒米ではない、魚沼産のこしひかりを23%まで削って使っているのでした。


大吟醸のお酒は「きれいなお酒」を目指して造るらしいのですが、まさしく「綺麗」な味わいで、別格の旨さでした。


1俵3万5千円くらいするお米を23%まで磨いてしまうので、さすがに値段も1万円(税別、750ml)と高く、おいそれとは手を出せませんが、特別の日に飲む取って置きの1本として選ぶには間違いの無いお酒でした。


23%まで精米したお米はこんな感じです。





「節五郎」は、全国新酒鑑評会に出品して金賞を受賞したお酒で、「蔵光」を飲まなければ、これで十分満足できる香りと味でした。


値段は2700円(税別、750ml)で、かなりのコストパフォーマンスです。


「菊水」は、口に含むと華やかな香りが広がるお酒で、1985円(税別、750ml)というのは、アルコールを添加しない純米大吟醸酒として考えると、最高のコストパフォーマンスじゃあないでしょうか。


セミナーの内容は、ここに書ききれないくらい豊富で、酒造りの各工程の苦労や、鑑評会での採点ポイントなどのお話を聞けて、今後も日本酒道楽を続けていく上で、楽しみ方が増えました。



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日本酒と一緒に出された肴は、次の通り。


KURAMOTO TIDBITS PLATE

・クリームチーズマリネ&オリーブのピンチョス

・酒粕カナッペ2種 新潟かにみそ/ナッツ辛味噌

・季節野菜の酒粕バーニャカウダ

・スモークサーモン&酒粕クリームチーズのカナッペ

・豚バラ肉の酒粕味噌漬け焼き~酒粕マッシュポテト~



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SWEETS

・さかすけパンケーキ ~ベリーソース~



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どれも日本酒に合うようにひと工夫されていて、大吟醸酒を引き立ててくれました。


今後も酒育セミナーは続くとのことなので、新しいテーマの時には、ぜひ参加したいと思います。



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まるで、乾燥剤みたいですね。