最近、CDの買い方に偏りが出て来ました。
お店に行くと、一応は何か面白いアルバムが出ていないかと一通り物色するのですが、最終的にレジに持っていくのは、たいてい次のどれかです。
・ラヴェルの「ボレロ」
・シューマンの交響曲
・チャイコフスキーの弦楽セレナード
こんな買い方をしているので、「ボレロ」にいたっては、80枚を越えてしまいました。
もちろん予算が許せば、他にも聴いてみたいアルバムはたくさんあります。
でも、限られた懐具合の中で買おうと思うと、やっぱり気になるものを選ぶことになってしまうのです。
もっとも、クラシック音楽の醍醐味のひとつは、スコアの解釈の違いによる演奏の聴き比べですから、こういう買い方は珍しくはないと思います。
一方で、聞いたことがないけれど、素晴らしい曲というのは相当あるはずです。
そんな曲に出合うために、時々BOXセットを購入します。
昨年購入した、マーキュリーのBOXセット2つは、優秀な録音に加えて、普段であれば絶対に購入しないような曲がたくさん入っていて、発見がたくさんありました。
その時々の興味に応じてCDの買い方は変化しますが、確実に変わったのは、あまり悩まないで購入するようになったことです。
中学生や高校生のころはレコードは高価で、1枚買うのにも相当悩み、買ったら、それこそ溝がすり減るくらい聴いたものです。
ところが、最近はCDはとても安価で手に入るようになりました。
BOXになると、1枚100円台くらいですし、中古店で買えば、もっと安く手に入ります。
こういう事情だから、聴き比べのために同じ曲を何枚も購入できるようになったことは確かです。
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