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ヘルベルト・ケーゲル指揮 MDR交響楽団 14分01秒。
録音:1985年5月9日、10日 ライプチヒ、ベザニー教会?
MELISMA MUSIK WIESBADEN SSS 0041-2
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ケーゲル指揮のボレロと聞くと、つい期待をしてしまいます。MDR交響楽団は、中部ドイツ放送協会所属のオーケストラです。
一聴するとホールトーンが多めに聞こえます。やはり14分01秒というのは早いボレロだな、と感じます。リズムに回った管楽器の音の刻み方がとても明快で、これは徹底して続きます。トローンボーンのソロのあとのトランペットのリズムも気持ちよく刻んでいます。
ピッコロ、ホルン、チェレスタの部分はバランスが良く、違和感をあまり感じません。
面白いのが小太鼓の扱いです。219小節からヴァイオリンが加わると、1拍目と2拍目が強調されたたたき方に変わります。
291小節目からの全合奏はかなり迫力があり、もっと録音がよかったらと惜しまれる演奏です。
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