土曜日に富士山の中腹に建つある施設への訪問の仕事があったので、その日の夜は興津に宿をとりました。
翌日晴れれば走ろうと、車にはしっかりと自転車を積んできました。
富士宮まで車で移動し、次のようなコースを走りました。
富士宮駅スタート(標高124m)~本栖湖~本栖みち~身延~富士宮ゴール
行ってわかったのですが、富士宮駅周辺には駐車場がほとんどありません。
9時半に富士宮駅近くにみつけた駐車場からスタート。
富士宮駅から本栖湖までの約30㎞は、ほぼ上りです。
傾斜はそれほどきつくないものの、さすがに30㎞の上りは長いです。
本栖湖までの道のほぼ中間にあるミルク牧場で休憩。
牛乳が飲みたかったのですが、朝食バイキングを食べ過ぎたせいで、胃に牛乳を入れる隙間がありません。
少しだけ休んで、次の休憩地点に目指して走りだしました。
最近のトレーニングの効果があったのか、比較的いいペースで進んでいます。
次は、道の駅に隣接した、昨日訪問した施設の前でパチリ。
もうひとふんばりで本栖湖です。
本栖湖には12時前に到着しました。
本栖この先は未知で、お店があるかどうかもわかりません。
ここで何かお腹に入れておかなくてはと、1100円のカレーを注文しました。
まだ朝食のダメージが残っていたようで、頑張って食べきりました。
本栖湖を背景に写真をパチリ。
本栖湖からの富士山の眺めはお札にも使われているほど均整がとれて美しいはずですが、あいにくの空模様で、富士山は見えませんでした。
そういえば、この日は最後まで富士山を見ることができませんでした。
本栖湖から身延に抜ける場合、本栖湖からすぐのところにあるトンネルを抜けます。
富士宮側から走ると本栖湖の少し手前に最高地点(987m)があり、身延側から走ると、このトンネルがほぼ峠の最高地点(937m)になります。
ここからは、一気に下りのはずです。
私は下りがすごく苦手で、ヘアピンが続く下りは怖くてとても疲れます。
途中に南アルプスが見える展望スペースでブレーキで痛くなった手を休めてから再スタート。
下にはこれから走る道が見えました。
ヘアピンカーブの道が終わると走りやすくなります。
途中にあった道の駅「しもべ」トでトイレ休憩。
この道の駅には「下部農村文化公園」が併設されていて、面白そうな、砦のような施設がありました。
先が見えないので、ゆっくりとはしていられません。
さあ、下るぞ!
・・・と思ったらこれが大間違い。
身延を抜ける道は下りだけではなく、少し下ってはまた上り、というアップダウンの連続です。
とくに富士川沿いの道になってからは、海からの向かい風がずっと続き、下っていても体感的には0.1%の下り程度にしか感じられず、トータルとしては3%くらいの上りが続く印象でした。
しかも、富士宮にるけるまでには8%~10%の上りを含む小さな峠がいくつかあって、本栖湖からの下り約70㎞はかなりきついコースでした。
富士宮まであと31㎞までの標識が見えた時点で、ちょっと心が折れそうになりました。
それでも富士宮に向かう最後の上りを過ぎると、ご褒美のような気持ちの良い下りコースがあり、いつものことですが、下りに入ったとたん、それまでのきつかったことを忘れてしまいました。
富士宮の駐車場に戻る前に、浅間神社に立ち寄りました。
湧玉池の水量と水のきれいさに、疲れが癒されました。
また走りたいかというと、トータルとしてはきつく、特に向かい風を長い時間走る今日のコースを走るということは無いと思います。
ただ、逆コースは良さそうです。
追い風に助けてもらいながら身延のアップダウンを抜け、本栖湖までのヘアピンはちょっと頑張って上り、本栖湖から約30kmの豪快なダウンヒル。
富士宮から時計回りにたどるのがよさそうです。
駐車場からは事故渋滞によって、6時間半の運転。
かなりくたびれましたが、高速道路から下に降りたときに見つけたブックオフで、めずらしい「ボレロ」を手に入れたので、まあ、よしとしよう。
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本日の走行距離:97.4km
獲得標高:1411m
スタート時刻:9時30分
ゴール時刻:16:20分
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