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シルヴァン・カンブルラン指揮 

南西ドイツ放送交響楽団 16分52秒

録音:2002年1月 バーデン・バーデン、フェストシュピールハウス

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20141119_01


シルヴァン・カンブルランは1948年にフランスで生まれた指揮者で、2010年から読売日本交響楽団の常任指揮者を務めているので、日本のクラシック・ファンにはおなじみの指揮者です。


ソロの音像が実際の楽器の大きさ以上に大きく目の前に浮かぶ録音ですが、不思議とライブで聴いているような気持ちになる演奏です。指揮台にいるとこんな感じで聞こえるのでしょうか。

腰を据えたゆったりとしたテンポで着実に進んで行くようなボレロで、後半の盛り上がりを期待してしまいます。

チェレスタはキラキラとしていて、ホルンとピッコロとのバランスもなかなかいい感じです。


バイオリンの合奏は、もう少し歌って艶やかさが加わってほしいなと思ってしまうような、淡々とした演奏です。


ティンパニがよく聞こえ、ちょっと主張しすぎの気もしますが、後半での存在感は抜群!

ただ、拍をしっかりとったインテンポでの進み方は最後まで変わらず、今ひとつ気持ちが盛り上がらないで終わってしまいました

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