AURAデザインのAuraNoteは、ケネス・グランジがデザインをした、オールインワンのオーディオ装置です。
CDだけではなく、チューナー、USBメモリ、PCなどのソースをこれ一台で楽しむことができます。
音質はもちろんですが、なんといっても見事なのは、そのデザインです。
黒の躯体にクロームのパネルとスライドガラス。
これに合わせるスピーカーもこだわりたいところですが、とりあえず、同じAURAデザインの、Poroというスピーカーを組み合わせていました。
Poroの仕上げはピアノ・ブラックでなかなかいい感じです。
でも、あまりにオーソドックスな外観は、AuraNoteと組み合わせるには(見た目で)力不足です。
数年前からずっと目を付けていたスピーカー・システムがありました。
ブルガリアの、EBTBというメーカーのものです。
EBTBとは、Everything But The Boxの略で、「箱ではない全てのもの」くらいの意味でしょうか。
このスピーカーは、メーカー名のとおり、箱ではなく、スフィアと呼ばれるアルミ製の球体とソリッドウッドによる面を組み合わせた独特のデザインをしています。
一時、オーディオ雑誌に、そのユニークな外観とまとまりの良い音が取り上げられていたことがありましたが、最近ではまったく目にしなくなりました。
定価では30万を超えるので、一セット目として選ぶにはちょっと悩むでしょう。
音質的にも、このくらいの値段を出せば、EBTBより優れたものはたくさんあります。
他に無いのは、オンリー・ワンと言える、その思い切ったデザインです。
EBTBは、使っているユニットの開発まではできなかったのか、ウーファはイスラエル製、トゥイーターはノルウェー製、ネットワーク関係は日本製というように、良いものを国を越えてこだわって選んであるそうです。
ボディはブルガリアの鋳造技術をつかったハンドメイドということですから、モノ作りに徹底的にこだわったシステムと言えるでしょう。
ショップの店頭で見かけることはまずないので半ばあきらめていたのですが、中古で良いものをみつけることができました。
カラーバリエーションはかなり豊富で、自由に選べるとしたら相当悩むのだと思いますが、見つけたのは、好きな配色の黒と赤。
オフィスのカウンターテーブルに置くと、とてもマッチしました。
AuraNoteとの組み合わせはばっちりで、音楽的な、いい音を鳴らしてくれています。

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