5月11日に、友人のKさんとMさんと一緒に自転車のロングライドイベント「グランフォンド軽井沢 」に参加してきました。
大会が終わって3日が過ぎましたが、まだ両足のふくらはぎの筋肉痛がとれません。
昨年に続き、2回目の参加です。
軽井沢をスタートして、浅間山の北側を反時計回りに走り、軽井沢に戻ってくるコースです。
走行距離は120.7㎞とそれほどでもないですが、上りが2240mあるという、かなりハードなコースです。
下のコースマップのように、上りか下りしかなく、下りはあっという間に終わってしまうので、印象としてはずっと上り続けていたような気持ちになります。
今回は、からだも自転車も完全に準備不足でしたが、なんとか完走することができました。
スタートは、7時15分。
70~80人くらいに分かれて3分間隔のスタートで、私達は3グループ目のスタートでした。
昨年は会場に着いたのが遅くて、先頭集団のスタートから40分以上待ってのスタートとなり、待っている間に体が冷えてしまったので、早目に会場入りしたのでした。
最初は平坦路の軽井沢らしい別荘地を抜けて気持ちのいいコースなのですが、三笠ホテルを過ぎたあたりから、いきなり激坂が始まります。
既に自転車を降りて押しながら歩いている人が続出していました。
今年は完走が心配だったので、疲れたら足をついて2~3分休むと決めていたので、やばいと思ったっら私も自転車を降りました。
そのせいか、印象としては昨年よりは楽に、足を残しながら白糸ハイランドウェイを抜けることができました。
ハイランドウェイの料金所の先には雄大な浅間山が頑張った参加者を迎えてくれます。
でも、実はここから峠まで上りが続き、もうひと頑張りしなければなりません。
峠を過ぎると、快適なダウンヒルが始まります。
下り初めてすぐに、第1エイドステーションがあります。
ここで通過スタンプを押してもらい、下り基調のコースを大前まで飛ばします。
大前から第2エイドのバラギ湖までは、10㎞程のきつい坂が続きます。
この10㎞で約500mを上らなければなりません。
初めて参加した人はバラギ湖が見えると第2エイドに着いたと錯覚してしまうのですが、ここからが勝負で、さらに坂を上らせられます。
その坂が始まる前には、絵葉書のように美しい風景が広がっていました。
坂を上り切ったところで、Mさんと一緒にパチリ。
第2エイド到着はちょうどお昼前後になるため、ここでは昼食が用意されています。
メニューは昨年と同じカレーとサラダバイキング+コーヒー。
ちょっと甘めのコーヒーをつくり元気を回復してさあ出発。
ここまで峠2つ分くらいを上ってきたのに、距離的にはまた44㎞ほどしか走っていません。
ほんとうにきついコース設定です。
ここから雄大な風景を見ながらアップダウンが続きます。
第2エイドから一気に下ったところの最初のコーナーでは、下が砂の部分があって、かなりの高速で砂の上を通過したためスリップし、ヒヤッとする場面がありました。
下ハンドルを持っていたの微妙なブレーキングで乗り切りましたが、上ハンドルを持っていたらアウトだったかもしれません。
「キャベツ畑で愛を叫ぶ」で知られている「愛妻の丘」を過ぎると、少しだけ根性が必要な坂を乗り越えて3㎞ちょっとのダウンヒルが始まります。
でも、3㎞程度の下りなんて、あっという間に終わります。
ここから先は、鳥居峠まで4㎞弱の登り坂。
去年は、この坂からエンジンがかかり、けっこういい調子で走れたのですが、準備不足の今回はまったくだめ。
何度か休みながら峠を越えました。
峠から第3エイドまでは、13㎞ほどの豪快なダウンヒルが続きます。
13㎞で、700m弱を一気に下ります。
下るということは再び上らされることになるので、あんまり嬉しくはありません。
第3エイドを過ぎると、また上りが続きます。
アップダウンを繰り返して79号線から80号線に入ります。
この80号線がけっこうきつい道です。
ずっと先まで見通せる坂が何回か表れ、気持ちが折れそうになってしまいました。
この大会は、ここで終わりにしてくれません。
80号線を左折させられ、ここから菱野温泉に向かいます。
菱野温泉には第4エイドが用意されていますが、この直前に15~17%の激坂が待っているのです。
昨年の経験でこの先の大変さはわかっていたので、80号線を左折したところでMさんと地面に腰を下ろして、ゆっくり休憩。
昨年のようなガッツや緊張感は皆無です。
しばらく休憩して、いざスタート。
休み方が悪かったのか、3㎞ほどのコースで、両方のふくらはぎと両太ももが攣ってしまいました。
歩くのもままならない状態で、自転車から降りてマッサージしたり、ストレッチをしたりして、何とか菱野温泉の第4エイドに到着。
美味しいおいなりさんを食べ、草むらにごろりを横になり、空を見ながら休憩しました。
この先はまだ25㎞くらい残っていますが、森の中を抜ける気持ちのいい道が続きます。
快調に飛ばし、なんtか17時前にゴールすることができました。
昨年より1時間以上遅いタイムで、衰えを感じましたが、チェーンはオイル切れでキュルキュルと鳴っていたし、とにかく準備不足でした。
ゴールでは、一人ひとりをフラグを振って迎えてくれ、ちょっと感動しました。
この感動があるので、きついと思う大会でも、つい参加してしまうのでしょう。
今年の自転車シーズンは、まだ始まったばかり。
次は、どの大会に出ようか思案中です。
たいていの大会は、今回の「グランフォンド軽井沢」が完走できていれば大丈夫だろうなと考えています。
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