ときどき使う酒器として「盃」があります。


盃にはあまりたくさんの量は入りません。


しかも浅くてこぼれやすいため、酒面を水平に保ちながら、慎重に口元に運びます。


形状からこういう飲み型になってしまうので、じっくりと味わいたいときや、あまり量を飲むつもりがないときには、盃を使います。


塩釜市にある「浦霞」で有名な醸造元(株式会社佐浦)に行ったとき、目に留まった酒盃があったので購入しました。


仙台市内に工房を構える陶工「加藤晋」さんの作品です。




20140422_07


20140422_08


結晶釉(けっしょうゆう)という釉(うわぐすり)を使ったもので、表面にはまるで花が咲くように、結晶の模様が広がっています。


結晶を作っている釉は何だかはわかりませんが、調べてみたところ亜鉛華結晶のように見えます。


偶然が作り出す模様は見ていて飽きません。


お酒を通して見える景色を眺めながら盃を傾けながら、ゆったりとした時間をすごすのもいいものです。



20140422_09




ブログランキングに参加しています。

にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ
にほんブログ村 応援よろしくお願いします