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ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団 15分44秒
======================================================出だしの小太鼓の音量は大きく、録音でのダイナミックレンジは狭くなるはずですが、十分に音量増加の効果が味わえます。
コンサート会場では弱音で始まっても十分に聴こえてきますが、録音でそれをやられると、たいていの再生環境では、周囲の雑音も含めて満足できる弱音再生は望めないことが多く、この録音のようにある程度の音量で始まってもらえるほうがありがたいです。
ミュンシュ(ボストン)、シルヴェストリなんかも、同様のパターンです。
オーマンディの演奏は、とにかく管楽器がすばらしく、思わず、うまいっ!と言ってしまったほどです。さすが、全盛期のフィラデルフィアサウンドです。
最後の小節での、トローンボーンのひと吹きは、直後の「ブラボー!」の嵐が想像できます。
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