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シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 13分52秒
録音:1956年
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晩年のミュンシュのパリ管との録音とは違い、13分台の快速ボレロです。タイム的には快速でも、性急な感じはしないのはミュンシュの技でしょう。
曲の出だしから音が大きく、小太鼓もフルートもしっかりと聞こえてきます。1回目のメロディーの直後から音量を上げてしまうので、このままで最後まで持つのかな、と心配になってしまいます。でも、そこはミュンシュ。しっかりと、音量増大→大爆発→大崩壊のボレロ効果を楽しませてくれます。
219小節目からティンパニが加わると低域方向の厚みと迫力が加わります。291小節目で小太鼓が2台になると、爆発モードを予感させてくれます。この録音を初めて聴いたのは、もう30年以上前になります。RCAの廉価版LPに入っていて、小太鼓が2台になるところの迫力は大好きなポイントでした。
名盤だと思います。
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