小学生から中学生になるとき、万年筆は大人になることの象徴でした。
それは、45年の前のことです。
万年筆と言っても、文房具屋のショウケースに並べられているようなものが買えるはすがありません。
「中一コース」や「中一時代」という月刊誌があって、これの4月号の付録が万年筆でした。
安物だったのでしょうが、その万年筆を手にしたとき、ちょっと大人になった気分が味わえました。
最近の私のペンケースには、3本の万年筆が入っています。
それぞれのインクの色は異なり、ついでにインクのメーカーも変えています。
一番よく使うのは、モンブランの149という万年筆。
もう、30年近く使っていて、最近になって、やっとペン先が自分になじむようになりました。
インクは、同じくモンブランの黒です。
キャップが、”モンブラン”を主張しています。
モンブランの黒で書いた内容にあとから付け加える場合は、ラミーのサファリを使います。
インクはシェーファーのブルー。
ブルーで書いた文字は、最初のアイデア(ブラック)から派生したり、進んだ内容であることがわかります。
個人的な内容を記録するときは、ラミーのアルスターを使います。
インクは、ペリカンのグリーン。
万年筆のボディーとインクボトルがよく合っています。
こういう使い分けは、色を見ただけでおおよそのカテゴリがわkるというメリットがあります。
それよりなにより、書くことが楽しくなるので、考えたことや情報を、しっかり記録できるというメリットが大きいです。
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