ここ数年、ヘッドフォンやイヤフォン市場のにぎやかさはすごいですね。


ヨドバシに行くと、驚くほどのスペースがとられていますし、eイヤフォンという専門店に行くと、ちょっとびっくりするくらいの商品でお店の中がいっぱいになっています。


この世界は、大きなアンプやスピーカーでシステムを構成するオーディオの世界とは別に、一つの趣味の分野になっている印象があります。


とんでもないお金を装置につぎ込むオーディオマニアがいることを考えると、数万円でハイエンドクラスのイヤフォンが手に入る世界にはまり、イヤフォン難民になる人が出ても不思議ではありません。


その世界にはまり込んだ人からみるとそうでもないのでしょうが、普通に音楽を楽しんでいる人から見ると私も難民の一人に見えるかもしれません。


ヘッドフォンタイプでは、最終的にはSTAXの良いものに落ち着きたいと思っていて目星もつけています。


STAXのものは、コンデンサー型という独特のタイプで、その繊細さに惹かれてしまうと、ダイナミック型にはなかなか手を出せません。


これに対して、イヤフォンタイプは難しく感じています。


大好きなものとして、B&Oのイヤフォンがあり、実際に持っているのですが、なんとしても私の耳の形にあいません。


音楽を聴くことが楽しくなるような音なので、ときどき取り出しては使おうとするのですが、すぐに外れてしまうので、あきらめてしまいます。


ここ1年くらいは、解像度の高さから、オーディオテクニカのBA(バランスド・アーマチュア)タイプのイヤフォンを使っていました。


素直な音で、まずまず気に入っていました。


ジャズのボーカルなんかは、いい感じで聴かせてくれます。


ただ、クラシックには向かず、特にオーディオプレヤーAK100と組み合わせると低音の量感が足りず、音楽を楽しめませんでした。


AK100にポータブルアンプを組み合わせてなんとかしようといろいろなポータブルアンプを試してみました。


音の感じが変わって面白いと思いましたが、AK100の解像度の良さが損なわれてしまうものがほとんどで、ポータブルアンプでの音の改善はあきらめました。


そこで、イヤフォンに目を向けて探したところ、いくつかいいなと思うものがみつかりました。


ソニーのハイエンドであるMDR-1000EX は、インナーイヤータイプとは思えないくらいの空間の広がりに驚きました。


ぐらっと来たのですが、悩んだ末にゼンハイザーのIE80を選びました。



20140210_01


噂に聴いていた通り、低音の量感はすばらしく、なんといっても、音楽を聴くことを楽しくさせる音作りがたまりません。


耳の後ろからケーブルを回すシュアーがけという使い方も慣れればかえってよさそうです。


インナーイヤータイプにしてはちょっと高価でしたが、持っているCDをもう一度聴き直したくなるくらい魅力的なので、まあいいのかなと思います。


これでしばらく難民生活からおさらば。。。。


になるはずもなく、頭の片隅には、MDR-1000EX の音空間が耳に残っています。


やれやれ、趣味というものは。。。。




ブログランキングに参加しています。

にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ
にほんブログ村 応援よろしくお願いします