時々、「協業」というキーワードを使って営業の電話がかかってくることがあります。


自分の会社だけでできる範囲では、仕事が広がらないので、協業の話は大歓迎です。


ところが、実際に会ってみると、その会社のシステムなり製品を導入して、ビジネスを広げませんか、という話が目につき、なんだかな、と思ってしまいます。


相手に会うために「協業」という言葉を使っている、なんとも情けない営業方法です。


起業して10年目ですが、お互いに持っていないものを補い合ってスタートしたビジネスが多く、それらに支えられて今があります。



「Win-Winの関係」ですね。


お互いが何かを負担しながらビジネスを一緒に立ち上げ、そこで得られるものは、お互いがプラスになる、というのが基本でなければだめです。


当然、失敗もお互いにダメージを受けます。


協業する場合、お互いが何らかの負担をしてビジネスを立ち上げるのが普通ですが、一方的にサービスを売りつけるのは、協業とは言えません。


私の会社のことを調べて、本当に「Win-Winの関係」を意識してお会いできるケースも、もちろん多くあります。


最近もそんな会社と出会うことができました。


「Win-Winの関係」を目指して、良い関係を築いていきたいと思います。


そうではない、自社のサービスを売るためだけに「協業」のキーワードを使う営業は、声をかけて頂かなくて結構です。


「協業」なんていう言葉は使わずに、


「御社に役立つサービスを持っているので説明させていただけませんか?」


という正攻法でも十分興味が湧くんですから。


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「協業」は「分業」とニアリーイコールで、お互いが欠けると、全体が成り立たないくらいの重要な関係です。