雨も上がったので、オフィスに行く前に、ポタリングしようと思い、家を出ました。
目的地は特に決めずに、なんとなく人形町方向に走りました。
馬喰町を過ぎ、交差点で停まっているときに見えたのがTREKのコンセプトストア。
ああ、こんなところにあるんだ。
ちょっと入ってみることにしました。
そこには、TREKの自転車がずらり。
私も、マドン5.9SLのランス・アームストロング・モデルを乗っているので、TREKにはなじみがあります。
店の一角で、異彩を放っている自転車が!
それは、あの、ファビアン・カンチェラーラが乗っていたモデルでした。
カンチェラーラは、クラシック・レースの飛びぬけたエキスパート。
小さいころから、スポーツ選手のファンになったことは一度もないのですが、50歳も半ばを過ぎた今頃になって、カンチェラーラには参ってしまいました。
そのカンチェラーラが乗っていたモデルが目の前にあるのです。
ベルギーのパヴェと呼ばれる地獄の岩畳が続く道を走り抜けるために、TREKとカンチェラーラが組んで開発したのが、ドマーネと呼ばれるモデルです。
独特のフレーム構造をしていて、振動の吸収性と、反発力を利用した悪路での走行性を追求した自転車です。
展示されていたモデルは、TREKのProject Oneというカスタム自転車として組まれたものでした。
フレームには、カンチェラーラのニックネームである、スパルタクスの文字がペイントされています。
小型の自動車が買えてしまうくらいの価格ですが、完全に惚れ込んでしまいました。
このお店の方はとても気さくで、気が付いたら、2時間近くもその自転車の前で話し込んでしまいました。
これまで、このパターンに陥ると、気が付いたら家にあった、ということが何度もあったのですが、さすがに今回は高すぎです。
さあ、あきらめられるでしょうか。。。
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