若いころ、スペインのオルテガ・イ・ガゼットという思想家に感銘して、その延長で西部邁さんに注目していたことがありました。


ノンポリ(死語?)でしたが、オルテガの「お茶の間の会話が政治を動かす」危険性と「マスコミの危うさ」について、妙に納得させれられ、今でも情報を抽出して(意図的に)整理して出される、新聞やテレビの情報は、思い切り斜め45度くらいから受け止めています。

西部氏が「朝まで生テレビ」に出ていたころは、毎回どんな発言をするのか、楽しみにしていたものです。


もっともその頃の「朝まで生テレビ」は、西部氏に限らず実に個性に富んだ論客が出演して、思想がどうということを脇に置いておいても、非常に脳を刺激してくれました。


そんなことをふと思い出し、インターネットを検索したところ、西部氏の著作が31冊まとめてオークションに出ていました。


即決価格が12000円で、だれも入札指定なかったようなので、じゃあ3000円くらいから入れてみようかとポチッとしたら、なんとびっくり!


12000円で入札されてしまいました。


どうも即決ということで、ポチッとやってしまったようです。


い、、、、いちまん、にせんえん!


焼酎のボトルを半分ほど飲んだ直後だったので、説明を読み落としていたようです。


うーむ、と少しうなりましたが、一人の作家の著作を31冊集めるのは大変な労力です。


こんなことでもないと、そんなにまとめて読むこともないだろうし。


来年の楽しみができたと考えて、到着を楽しみに待つことにしました。


問題は、若いころの感性が今も残っていて、同じように感銘できるかどうか。。。


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