ハルモニアムンディの紙ジャケットのシリーズは、いつも新しい発見をもたらしてくれるので、つい買ってしまいます。
今回手にしたのは、ショーソンの「コンセールニ長調」が入ったアルバムです。
ショーソンについては、「詩曲」を書いた作曲家という程度の知識しかありませんでした。
「コンセールニ長調」も聴いたことがありませんでした。
正式には「ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調Op.21」といい、協奏曲=コンセールから、普通は「コンセールニ長調」と呼ばれているようです。
ショーソンは、1855年に生まれ1899年に自転車事故で亡くなったフランスの作曲家です。
ワーグナーに影響を受けたようですが、ワーグナーよりもずっとセンスがあるように思え、どちらかというと、フランクやフォーレの雰囲気が漂っています。(私は一部の曲を除いて、ワーグナーは苦手です)
私にとって「コンセールニ長調」は、とても新鮮な体験で、その音楽の展開に一気に引き込まれてしまいました。
6人で演奏する室内楽ですが、どの楽器を担当しても、楽しく演奏できそうで、各楽器の活躍の場がちりばめられています。
こんな曲がギター曲としてあれば、数人で弾いてみたいものです。
44歳で亡くなったことが残念です。
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