最近、クラシックコンサートの映像を見ることが多くなりました。


本当は、コンサート会場に足を運びたいのですが、仕事の波が読めず、いいコンサートがあっても、ついあきらめてしまいます。


今回は、カラヤンが1984年に来日した時の大阪のライブ映像を見ました。



まじめな社長のふまじめなブログ-20121210_12


大好きな、レスピーギの「ローマの松」が入っていたので手に入れたDVDです。


カラヤンの映像は、カラヤンが映像の指導をしたと思われるものが多く、カラヤンと一部の演奏家ばかりが映っていて、たいていは窮屈で面白くありません。


大阪ライブの映像は、カラヤンが細かく注文をつける暇がなかったのか、カメラワークという点からすれば、まあまあでした。


ひどかったのが、ゲルギレフが指揮したチャイコフスキーの交響曲第4番から6番が収録されていたブルーレイ。


演奏は素晴らしいのですが、ゲルギレフのアップや、曲の流れと関係ない演奏者のアップが多く、演奏と気持ちが同期しません。


そういえばトスカニーニの映像も、トスカニーニばかりが映されていて、期待していたほど感動しませんでした。


こう考えてみると、NHKの流すコンサート映像は素晴らしかった。(過去形なのは、ここ何年も見ていなかいからです)


カメラの切り替えを指示するディレクターは、スコアをしっかり読んでいるに違いなくて、聴きどころと見せ所がぴったり合っていて、素直に感動できました。


へんなカメラワークやオーバーラップなどの小細工をしないで、ストレートにコンサート会場にいる気分にさせてくれる映像がたくさん出てほしいものです。


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