日本酒は、冷やよりも、常温かぬる燗が好きです。
極端に冷やしたり熱くしたりしないほうが、日本酒本来の味を楽しめるような気がするからです。
常温の日本酒を少し温めると香りが立ち、いっそう美味しくなるのですが、この温度にするのがなかなか難しくて、電子レンジを使うと、お銚子を持てないくらいの熱さになったりします。
まれに、湯銭で燗酒を作ってくれる居酒屋もあるようですが、ああいうやり方がしたいものです。
そう思っていたら、たまたま入った、小川町の晴雲酒造の店舗で、写真の酒器が売っていました。
美濃焼きの酒器で、外の壺のような容器に熱湯を入れて、その中にお酒が入った徳利を入れて温めます。
こうすると約90秒で、ひと肌よりも少し温かいくらいの「ぬる燗」が出来上がります。
レンジでチンよりもほんの少しだけ手間がかかりますが、美味しい日本酒を楽しむためのひと手間です。
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