昨日、八ヶ岳グランフォンドに参加してきました。
エントリーしたのは、74kmコースのメディオフォンド。
前日の夕方に「森の中の小さなホテル ブロークンエッグイン」にチェックイン。
美味しい南欧料理と赤ワインで前夜祭。
夜中の間、ずっと雨が降って心配だったのですが、朝にはなんとか雨があがりました。
準備をして、市営駐車場に車を停めたのですが、そこから会場までは、上り坂の自走です。
勾配は7~10%の坂なのですが、まだ元気だったので余裕で上りました。
この坂はFINISH直前でもう一度上ったのですが、きついのなんの。
同じ坂とは思えませんでした。
会場に着くと、スターとゲートからずらりと自転車が並べられていました。
おー、いいかんじ。
スタートは9時でしたが、けっこう寒くて、長袖ジャージを着込んで走りました。
下りはかなり冷えるし、ゴールの時間の15時から17時あたりも冷え込むので、寒くないスタイルで走ったほうがよさそうです。
コースは、スタート直後からすぐに下り坂。
幅が広くて、本来なら走りやすい道のはずですが、道に滑り止めの縦の細い溝が切られていて、時速30kmくらいになると、ハンドルが取られやすくなります。
あまりにハンドルが左右に大きく振られるため、ステムがしっかり止めてないか、ホールがぶれているのではないかと思い、自転車を停めて確認しました。
結局なんともなくて、やはり、道路のこまかい溝が原因だったようです。
走り出してすぐのこの下りはかなり危ないな、と思っていたら、短い区間で3人の落車を見ました。
一人はうつぶせになったまま動けない状態でしたが、大丈夫だったでしょうか。
安全と最初のエイドの混雑を考えると、走り出してすぐに下りを用意するより、上り坂を設定したほうが良いように思いました。
10kmちょっと走ったところで、最初のエイド。
下りの10kmはあっという間ですから休憩はしたくなかったのですが、ここには蕎麦が用意されています。
食べなくちゃ。
下りで集団がバラけることも無く、グランフォンドの参加者も合流したので、長い列の最後尾にならんで蕎麦を受け取りました。
エイドステーションの補給食はチケットとの交換制で、なんと事前に18枚のチケットが配られていました。
エイドステーションが多いので、食べたと思ったらまた食べるの繰り返し。
エネルギー不足どころか、常におなかいっぱい状態で、8枚のチケットは使わないでエイドをパスしました。
17kmあたりから、いよいよ上りが始まります。
ここから800mくらいの標高を、25kmほどの距離を走り続けて最高地点の1470mを目指します。
海岸寺あたりはかなりきつい上りが続きます。
計算上の平均勾配は3%ちょっとですが、実際には8%~10%の坂のオンパレード。
ギアの最後の1枚も使い果たし、足をつこうかと悩んでいたとき、
「やすんでいきませんかー」と、路肩で休んでいた2人組にかけられた天使の声!
たすかったー。
少し休んだら元気が出たので、最高地点近くの東沢大橋を目指しました。
東沢大橋からもう少しがんばると、いよいよ下りです。
本来なら上りの苦労が吹き飛ぶ下りですが、今回は最後にもう一度上るコース設定がされています。
下った分だけ上ることになるので、「もう下らないでくれー」と思いながらどんどんと下っていきました。
17kmほど下り続けあたりから、いよいよ最後の上りが始まります。
残りの10kmくらいはかなりきつく、おそるおそる顔をあげると、どこまでも急勾配の坂が続いているのが見えます。
ポラールのサイクルコンピュータが勾配13%を表示したとき、とうとう両太ももがつってしまいました。
その少し前に、両ふくらはぎがつっていたので、どうしていいかわからない状態だったのですが、つったところを揉んだりストレッチして伸ばしたりして、なんとか走りきりました。
ゴールはスタート地点と同じなのですが、ゴールする瞬間まで登りが続きます。
コース全体では、もちろん下りはそれなりにあったのですが、下りはあっという間に過ぎるので、全体的には「常に上っていた」という印象でした。
きつかったコースということもありますが、「八ヶ岳だー」と感じさせる風景も少なく、来年も参加したい、とすぐに言えない気分で終わりました。
来年は、たぶん浅間のグランフォンドだな。(こっちもかなりきついらしいけど)
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