土曜日。
芦ノ湖から箱根湯本に向かう旧東海道の下りで地獄を見てきました。
悪路の急坂の下りがあんなに大変だなんて!
その道は、芦ノ湖から上り、「お玉ケ池」を通って箱根湯本に抜ける旧東海道ルートです。
この旧道が、今まで味わったことの無い「地獄道」でした。
舗装はしてあるのですが、スリップ防止のためか路面が砂利のようにガタガタ。
しかも、一気に下る急勾配。
うっかりしているとすぐにスピードが上がってしまいます。
路面からの振動がひどく、自転車も体もばらばらになりそうな恐怖を感じました。
ヘアピンカーブもきつく、最初から最後までブレーキは握りっぱなし。
そのうち握力が無くなり、思ったところで停止できないほどになりました。
下ハンドルを握ればブレーキングは楽になるはずですが、急勾配の下りでは、こわくて下ハンドルを握れません。
必死でスピードを緩めながらなんとか箱根湯本までたどり着きました。
よく、アルテグラとデュラエースの違いは極限まで追い込んだ状況でないとわからない、という話を聞きますが、極限状態とはこのことか、と実感しました。
最近、TREKのドマーネに乗る機会がありました。
ドマーネは、カンチェラーラがパリ~ルーベで勝てるようにトレックが独自の新技術を組み込んだロードバイクです。
パリ~ルーベは、パヴェという岩畳の悪路が連続する、ハードなワンデイレース。
振動が選手に与えるダメージは半端なものではありません。
試乗したドマーネは、確かに乗りやすくはありましたが、最新技術が体感できるほどのものではありませんでした。
でも、ドマーネで旧東海道の下りを走れば、きっとその素晴らしさを実感できるはずです。
・軽くて制動力のあるブレーキシステムがほしい
・グリップ力の高いタイヤがほしい
・振動吸収性の高いフレームがほしい
自分の走りの技術はさておいて、走り終わってから、マイバイクの各部の見直しをしなければと思いました。
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