これまで、誰かのファンになるということがなかったのですが、スイス出身のロードレーサーであるファビアン・カンチェラーラ にはすっかり参ってしまいました。


カンチェラーラを強く意識したのは、2011年の「パリ~ルーベ」でした。


この年は優勝できずに2位に終わってしまいましたが、それはほかの選手はみなカンチェラーラを恐れ包囲網をひいた結果。


このレースは捨てたのかと思われた最後の場面で猛烈な走りを見せ、2位に躍り出たのはまったく驚愕しました。


過去のレースを見ると、2010年のツール・デ・フランドルのカペルミュール の激坂では、トム・ボーネンと競っていたのに、突然「ワープしたのか!」と思うほどの爆走を見せ、この峠での走りは伝説になっているようです。


タイムトライアルでは、2分間隔でスタートした先の選手を1人抜くのはあたりまえで、2人抜きも!


追い抜く抜くシーンでは、大人と子供くらいのスピードの差が見られます。


先に見える集団に近づき、猛スピードで追い抜いて行くさまは興奮します。


一時は「カンチェラーラの乗る自転車には電動アシストがついている疑惑」が真面目に語られたほど尋常ではない爆走をします。


今年のツールでは、イエロージャージを来たカンチェラーラのインタビューが視られましたが、4か国語をぺらぺらとしゃべる能力も見せ、こいつはいったい何者だ、とほんとうに驚きました。


カンチェラーラはこれからも活躍するでしょうが、ファンとしては、過去のレースのDVDを集めたくなりました。



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