メロディーメーカーといえばチャイコフスキーを思い出しますが、ドボルザークも負けていません。
ブラームスは、「ドボルザークのメロディーの使い方はもったいない。自分なら彼の1曲からもっとたくさんの曲がかける」と言ったそうで、そのくらい、1つの曲中に美しいメロディーが次々と登場します。
このところ、「新世界」を聴く回数が増えています。
特に好きなのが、第2楽章。
「家路」として知られているメロディーが美しい楽章です。
大げさなハッタリ的演奏のイメージが強かったストコフスキーがなかなか良くて意外でした。
アーノンクールもいいし、ポールパレー+デトロイト交響楽団も堅実な演奏で、じっくりと曲に浸れます。
もともと曲がいいので、誰の演奏を選んでも、あまり外れない気がしますが、特に好きなのがケルテス+ウィーンフィルの演奏です。
とにかく美しさが際立った演奏です。
亡くなったギターの平田宏先生も、ケルテスの新世界を愛聴していました。
先生の口から「新世界はケルテスだね」という言葉が出たときは、「あ、一緒だ!」と嬉しくなりました。
はじめは、ケルテスの演奏はCDで手に入れましたが、後にLP盤もみつけました。
LP盤は、気に入ったアルバムだけ手元に置いておき、仕事をやめて、ゆっくりと音楽に浸れるようになったら、LP盤の世界にどっぷりと入っていきたいと思っています。
ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村
応援よろしくお願いします。