ほとんど聴かなくなったLPを押し込めてあるトランクルームのレコード棚を、久しぶりに漁ってみたら、ホフナング音楽祭のLPが出てきました。
この音楽祭は、ジェラート・ホフナングというイギリスの漫画家が主催者となって行われたもので、1956年から1961年までの間に3回開かれました。
普通の音楽祭ではなく、最初から最後まで爆笑が続く冗談音楽の祭典です。
その音楽はクラシックのパロディなのですが、計算された非常に高度なものです。
その様子がうかがえるアルバムは、LPでは数点出されていて、確かCDにもなっていたと思います。
今日聞いたのは、ハイドンの「びっくりシンフォニー」とベートーヴェンの「序曲第4番レオノーレ」。
ハイドンは「驚愕」と呼ばれる交響曲、ベートーヴェンは第3番の序曲のパロディーです。
ライブ録音なので、会場の爆笑が聞こえてきます。
原曲を知らなくても笑える仕掛けがすごく上手なので、音だけでも楽しめますが、視覚的な面白さも用意されていたはずで、なんとか映像で見てみたいものです。
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