最近、なぜか講師の話がいくつかあって、不思議な流れだな、と思っています。


今月は、「トライ式高等学院」の特別講師として、東京と名古屋で「Flash講座」の体験授業を行いました。


今週は、教育評論家「森上展安」先生の研究所のセミナールームで「ダビンチ理数教室」の体験授業を行います。


この教室では、私の会社(ソリューションゲート)が開発した教材をベースに授業を行うので、開発者である私が講師に加わることになりました。


対象は、中学受験をめざすお子さんですが、ご両親が参加しても良いことになっています。


中学受験の算数や理科はとんでもなく難しい問題が多くて大変なのですが、実は興味深いテーマがたくさんちりばめられています。


どうせ受験勉強をするなら、その面白さを「体験」しながら乗り切ってほしい、というのが講師としての思いです。


体験授業は何をやるか悩んだのですが、ダビンチといえば、力学を駆使したユニークな発明が多いので、「力学」をやることにしました。


中学受験の力学は、てこ、てんびん、滑車、輪軸、ばね、浮力などの理解が必要になりますが、ポイントはモーメントの理解です。


こうやって書くと難しそうなのですが、見れば「なーんだ」というような内容です。


「なーんだ」と感じてもらいたいので、大型のてんびんの実験ができる模型を製作しました。


材料は近くのホームセンターで調達。


悩みながら、3時間ほどで形になりました。



まじめな社長のふまじめなブログ-20110328_blg01.jpg
幅が90cmくらいある、大きな実験装置になりました。



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材料を無駄にしないように、構造を考えました。

底には、ゴム足が付いているので、けっこう安定しています。


これから目盛りをつけて、おもりを用意すれば完成です。


そうそう。ワークシートも用意しよう。


ちょっと試してみたのですが、当たり前のことと頭で理解していたことも、目の前で見せられると、説得力が何倍にもなります。


工作をしながら、学生時代に中学校で技術科の講師をしていた頃のことを思い出しました。


毎週、なにか形のあるものを見せたいと、1年間必死でいろいろなものを作ったり、博物館めぐりをして資料をあさっていました。


30年以上たっても、アプローチの方法が変わらないのは、性格なんでしょう。


体験授業は、3月31日(木)と4月1日(金)のそれぞれ、午前・午後の4回あります。


どんな授業になるのか、ちょっと楽しみです。


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