ホセ・トーマスは、1934年にスペインのアリカンテで生まれたギタリストです。
セゴビア、プホール、デラマーサなどに師事したギタリストですが、どちらかというと、優れたギタリストを育てた教授としての印象を強く持っています。
このアルバムは、1968年に来日した時に、クラウンレコードで吹き込んだものだと思われます。
ギタリストが来日した時にレコードを残すといことはしばしば行われていたようで、どれも似たようなジャケットのデザインです。
ジャケットの雰囲気から、懐かしい思いをする方も多いのではないでしょうか。
このアルバムからは、派手ではない、落ち着いた演奏を聞く事ができます。
日本クラウン SW-2001
SIDE-1
1.月光 (ソル)
2.ミヌエット (ソル)
3.グリーン・スリーブス (カッティング)
4.アルマン (ジョンソン)
5.ガリアルド (ダウランド)
6.シシリアナ (バッハ)
SIDE-2
1.ガボット (スカラッティ)
2.前奏曲第3番 (ビリア・ロボス)
3.ハバネラ (デラ・マーサ)
4.オリーブの樹 (トロバ
5.カスティリアの唄 トロバ)
6.グラナダのジプシーの踊り (アルベニス)
7.セビリアの幻想曲 (トゥリナ)
作曲家名は、ジャケットに記載されている通りにしましたが、まだ日本語にしたときの表記について、共有されていなかった時代であることが想像できます。
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