これ、なんだかわかるでしょうか?


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ちょっとマニアックですが、爪の裏側を手入れするためのものです。


クラシックギターを弾く人は、左手の爪はいつものびないように気にしています。


爪が伸びていると、指を垂直に近く立てて弦を押さえようとしても、爪が邪魔してうまく押さえられません。


右手の爪は、弦をはじきやすいように、指の先から少しだけ飛び出るくらいに爪をのばします。


ただのばしていても雑音が多く、美しい音は出ないので、爪の先をヤスリで整えます。


最初は荒いヤスリでだいたいの形を決めて、次に細かいヤスリで仕上げます。


荒いヤスリは紙以外にも金属のもの、ガラスのもの、変わったところではサメの歯、なんていうのもあります。


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金属製のヤスリ。荒く形を整えるときに使っています。

30年くらい使っています。



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ガラス製。爪をガラスでこするのは・・・。


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サメの歯です。なかなかいいです。


仕上げには、使い古した紙ヤスリで弦があたる爪の内側をツルツルにする人もいますが、私が最後に使うのが、一番上の写真の道具なのです。


革がスチールで補強されていて、これで爪の裏側を磨くと、いい光沢になるんです。

これを買ったのは、たしか大学生のときでしたから、30年は使っていることになります。


無くさない限り、これも「一生もの」ですね。


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